2007年06月17日
大阪を飛び出して京都へ「迷いの窓」と「悟りの窓」

丸い窓が「悟りの窓」 四角い窓が「迷いの窓」
今日は早起きをして、京都の「源光庵」というところに夫とともに行ってきました。
ここはビックコミック・スペリオールに連載中の「新・味いちもんめ」という漫画の中で上の写真にある「悟りの窓」「迷いの窓」ということが紹介されたことで初めて知りました。
人間の生老病死の四苦八苦を表している「迷いの窓」

生まれるときの苦しみ・老いの苦しみ・病の苦しみ・死への苦しみ・・の四苦
愛別離苦(愛するものと別れる苦しみ)
怨憎会苦(怒りや憎しみを感じるものと出会う苦しみ・・どこにいっても自分と気の合わない人はいる)
求不得苦(欲しいものが手に入れることができない苦しみ)
五陰盛苦(今までの7つの苦しみのことも含み、執着心による苦しみ)・・・の四苦
以上の二組の四苦のことを四苦八苦というそうです。
この四苦八苦は誰でもあり、逃れることもできないことを知った上で、これらが訪れた時のために心構えをしておくと気に病むことはない・・・と説明されていました。
それらの四苦八苦を誰でもあると理解したのち、欲をこの「悟りの窓」で捨てる。

今日はゆっくりと二つの窓の前に座り、これまでのさまざまな事を思い出し考えました。
ただ丸い窓のところで悟ることが出来たかどうかは・・・・・・・・。


本堂の奥に行くと庭に向かって長いすがありました。
そこに座っていると鳥のさえずる声・風で揺れ触れ合う笹の音などが静かさの中に響き渡っていました。
そして流れてくる風がとても心地良く、また目に入ってくる緑の色などのおかげで、ずいぶん寛がせていただきました。
JR京都駅から地下鉄に乗り換え「北大路」駅で下車後、市バスに乗り「鷹峯源光庵前」で降りました。
2007年06月17日
落語家の師匠と弟子の関係

「大阪落語への招待」では毎回、桂 春之助講師が”落語家のちょっといい話”ということで、これまでのさまざまなエピソードを紹介してくれます。
何回目かの時に笑福亭鶴瓶さんと師匠の故・笑福亭松鶴さんのことを話された時がありました。
鶴瓶さんが入門されて、師匠が出られる寄席のもぎり(切符きり)をしていた頃。
ある男性が鶴瓶さんに切符を渡さずに客席に行こうとしました。
当然のことながら 鶴瓶さんはその男性に切符を渡してくれるように声をかけ、客席に行こうとする男性を引き止めます。
するとその男性は
「なに~、おまえ、このワシから金をとろうと言うんかい!」
「せやかて、客席に座るんやったらお金を払ろうてもらわんと」と鶴瓶さん
「このワシを誰やと思てんのや!!」とかなり、ご立腹の男性
*この偉そうにしている人は、当時あるテレビ局の有名なプロデューサーだったそうです。典型的な権威をかさにきている人のようです。
そして、その男性は鶴瓶さんを連れて、師匠が出番待ちをしている楽屋へ行き、事の顛末を師匠の松鶴さんに話します。
たぶん、鶴瓶さんは師匠に叱られるのを覚悟していたと思います。
一通り、話を聞いた松鶴師匠は
「そら、こいつの言うことがもっともやで」と鶴瓶さんのほう指さしたのです。
さらに
「客席に座るんやったら、金払うのが当たり前ちゃうか!」と松鶴師匠
テレビ局の有名なプロデューサーを怒らせてしまった鶴瓶さんはてっきり、その人の前で怒鳴られると思っていたのが、逆に自分をかばってくれた松鶴師匠。
たぶん、このときに鶴瓶さんは一生この松鶴師匠について行こうと決めたのではないでしょうかと桂 春之助講師が話されていました。
その後そのプロデューサーはお金を払って客席に座ったのか、それとも、さらに怒って帰ったのかは、話されませんでしたが・・・・・少し、気になります。


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